専門研究会

医療専門研究会

 病気の治療、快復、再発防止、合併症予防を目指して、患者さまの食事や栄養管理、栄養指導を行っています。近年の生活習慣病の増加、高齢社会の到来、臨床栄養学の進歩により、病弱者の栄養や食事をよりよくすることの必要性が増大してきています。病院栄養士として、専門家としての高度な知識や技術が求められています。
病院給食は食事療養と呼ばれるようになり、栄養指導は、外来、入院、在宅、集団とすべての場面で社会保険診療報酬の対象として認められるようになりました。
 また、入院患者さまの食事も適時適温で提供したり、選択メニューの導入、さらに食堂の設置など、サービスの向上にも努めています。
 21世紀は医師、看護師、薬剤師等とチーム医療に参加し、患者さまの栄養状態を評価したり、栄養補給法を検討するなど、臨床分野への新たな進展も試みられています。

会員数:402名(H29.3.31現在)

学校健康教育専門研究会

 学校栄養士は、幼稚園・小中学校および夜間定時制高校に勤務し、給食管理・食教育にあたっている他、国、都道府県・市町村教育委員会に勤務して行政指導を行っています。
 新たに『栄養教諭制度』の創設に向けた方針も固まり、資格取得への道が開けつつあります。現代の子供たちの食生活は乱れ、朝食抜き、一人食べ、偏食、肥満など成長に害を及ぼす課題は山積しています。
 そこで学校給食を通して、正しい食事の摂りかたの指導とともに、 教科と連動した実践的な健康教育の推進、さらに食生活のカウンセラーとしての役割、また、学校・地域・家庭を含めた連携・調整を行うことも重要な業務のひとつとなっています。

会員数 :148名(H29.3.31現在)

勤労者支援専門研究会

 勤労者支援専門研究会は、産業・防衛・矯正等の分野で活躍している栄養士が所属しています。
 産業栄養士は事業所、寮などの産業給食施設や、企業の健康部門などで給食管理、栄養管理と通して、日本を支える産業界で働く人の健康管理をサポートしています。
 防衛栄養士は自衛隊や防衛大学校・防衛医科大学校などの施設で平常時、訓練時、災害出動時、PKO、移動時など多肢にわたる給食の管理や栄養指導を通じて、隊員の健康増進に寄与しています。
 矯正施設栄養士は刑務所、拘置所、少年院などで法規に基づいて給食を行い、栄養改善や被収容者への思いやり、潤いのある給食を実施しています。

会員数:55名(H29.3.31現在)

研究教育・公衆衛生専門研究会

 健康は主として、栄養・運動・休養という3要素から成り立っております。
 厚生労働省が展開している第三次国民健康づくり運動『健康日本21』の最大の特徴は、ヘルスプロモーションの理念を取り入れて策定された日本で初めての計画であることと、10年後の数値目標がきめ細かく示されてことにあります。これを受けて都道府県・保健所・市町村保健センターに働く行政栄養士は地域の実情に
あわせた都道府県計画や市町村計画の策定に参画し、その実現に向けた行動計画に沿って公衆栄養活動を行っています。
 研究教育分野で活躍する栄養士は、大学、企業の研究室栄養士養成施設の教育担当者などから構成されています。
この分野の管理栄養士・栄養士は健康づくりに貢献する栄養学の実践活動につながりを持った研究と21世期の保健・医療・福祉の分野で栄養と食生活の専門性を育てることを目標とした教育健康活動を行っています。

会員数:122名(H29.3.31現在)

地域活動専門研究会

 公衆栄養学で学習した内容を、フリーの立場から地域で実践活動するのがこの分野です。
 活動分野は地域におけるさまざまな公衆栄養活動、例えば医療・介護の必要な方への栄養管理活動、一次予防のための健康づくり活動、調理科学および技術活動、スポーツ栄養活動、食品開発活動など、1つの職場に限定せずに多肢にわたっています。活動ぶりは、ごく日常的な食生活を楽しく科学的にをモットーに、栄養指導のテクニック経験をフルに発揮して行っています。奥深い個性と感性がキラリと光る大先輩から、これからの地域保健を支える若いヒューマンパワーまで、豊かな人材の集団です。

会員数:148名(H29.3.31現在)

福祉専門研究会

 乳幼児、高齢者、障害者を対象とした福祉施設で働く管理栄養士・栄養士が栄養管理と給食管理を行っています。
 21世紀を境に福祉制度は措置制度から契約制度になり、利用者が自由に選択できるシステムに大きく様変わりしました。介護保険法では管理栄養士配置による栄養管理が基本となり、求められる栄養業務の内容も高度化しており、高齢者の栄養状態の把握、栄養評価、栄養ケアプランという一連の栄養管理サービスを行い、ケアマネジメントの一環としてカンファレンスに参加する資質を持つことが要求され、より専門性が高まっています。特に個人差の大きい障害者においても、同様な栄養ケアマネジメントが必要となっています。
 また児童施設では、心の健康と食という観点から、食育の大切さが再認識されています。
 福祉施設が大きく変化している時代であればこそ、福祉栄養士に大きな期待が寄せられています。

会員数:247名(H29.3.31現在)